あの日。空は眩しくて、少し寒い午後でした。
にじむインク気にしては言葉つむぎ絵空事。
それで出来た青痣は綺麗だから見せたいな、
君に———。
吐き出して
吐き出して
吐き出したけど、
意味なんて
意味なんて
何にもなくて、
瞬間も永遠も変わんないから
悲しくて君の手だけ、
僕はギュッと、握ってるんだ。
飾る花は散りました。
だから僕は出掛けます。
白い僕のため息で、外はまるで磨りガラス。
少し早く歩かなきゃ、そして君に会いにゆこう、
すぐに———。
なくなって
なくなって
しまいそうでも、
何百回
何千回
祈ってみた。
感情も感傷も欲しくないから
悲しくて君の手だけ、
僕はギュッと、握ってるんだ。
*
冬の日。遊園地。君とふたり。
泣きだす子。観覧車。傾いた日差し。
花咲いた、花裂いた、
その瞬間ほら、
このまま散リユク僕ラ。
http://www.youtube.com/watch?v=Aayh1monkV8
イーニド