知りたくなかったことと知らなくても良かったことを二つ同時に知ってしまったことの代償は大きかった
薬飲めば落ち着くんだろうし眠れるんであろうことは予測に難い話ではないが、クソ、別に、知ったからどうするという話じゃない
二つのうちのひとつはもう何年も前の話だし、もうひとつは見なければ済む話だ
どちらも私が気にしなければ済む話だ
なのになんで、どうして私は笑ってやり過ごせないのだ
バカだ、もっとしなければならないことがあるだろうが、自分を生きさせるために必要なことが
私は自立したいのではなかったか
自分の脚で立ちたいのではなかったか
もう一度言い聞かせろ、私にとって大切なのは現在自分が何をすべきかでありいかに生きるかだ
ああ、ただ、情けないことだが、たった一言「大丈夫」と言って欲しい
それだけで救われる気がする
いや、そんなことに頼っていてはいけないのだ、強くあれ、笑い飛ばせ
奥歯を噛み締めて膝に力を入れろ
立て、一人で、他人に妙な甘え方をするとどうなるかは身をもって知ってきたじゃないか
面倒くさいメンヘラになんかなりたくないんだ私は
自分の脚で立つ方法だけを考えろ
他人の言動に左右されるな
自分の意思を持て
確立された自己さえあれば少しの衝撃で折れることなんてないはずだ
畜生、悔しい、こんな自分を許してなるものか
私は大丈夫だ
だからもう何も心配ないと、大丈夫だと、安心しろと言ってくれ
イーニド