イーニド

20100829

頬張れ、昆虫の飴玉

現実の非現実で走り回ったら現実の現実がばからしい
寂しいよ
時間の流れというのは、山奥と都会ではどうやら違うらしい

綺麗な水に身を投じてくれば良かったと感じる程度には
何もかも忘れたいときに行きたい場所が増えたよ
行きたいっていうか、行けるよ、行くし

もういいし
背中を丸めて歩く癖を直したい
ずっとはいられない
だけど緑色だとか川の水だとか、ほとんど開いていないお店だとかウェルカムな人々だとかおいしい空気だとか、次々と浮かんできて泣きたくなる
幸せだから今のうちに消えてなくなりたい
ポジティブに死にたい

予定が狂ったおかげで、下駄で夜の田舎をめちゃくちゃに走ったことも、夜の食事が出来る店が見付からなくて、宿の浴衣で温泉街を探し回ってやっと見つけて安心しきってビールを飲んで山菜ラーメンを食べたことも忘れない
美化しているわけじゃなくて、そういう事件がいちいち楽しかった
そういう予想外の事件が起きたら起きたで楽しみたいというのも実はあったから、一緒だった人が、そういう事件を怒らなくて良かった
すごく嬉しかった

自分を、経験を、積み重ねたい
積み重ねたらもう一度、今度はもっとのんびり現世を忘れに行きたいと思う