イーニド

20091216

「すみません、内臓を買ってください」

他人の幸せを喜べるような懐の深さは私にはなくって、それがその他人の才能によるものであればなおさら、奥歯を噛んで薬を噛んで、出なくなったHI-TEC-Cの先端をライターで炙ってインクを溶かす

対等な立場か、そうでなければ優位に立って見下していないと駄目なんだと、好きな女の子が言っていたけれど、全く、私もそこに関しては同感で、そのバランスが崩れる予感がしただけで途端に居心地が悪くなる
今まで穏やかに保っていたものを全て投げつけて、凶器に変えて、ぶち壊してしまいそうで
本当はそんなことは私が一番望んでいないはずなのだけれど、裏付けのないまま肥大化したプライドがそれを許さない
その無駄なプライドこそ破壊していかなくてはならないのに

なんとかしようと必死だ
対等になれないなら見下しても文句を言われない人間にならなくては
しかしながら、そんな勝手に他人に振り回されているようなモノの考え方は、自分の世界の狭さを実感することになるので、何より嫌いだったりする
なんだか結局、自分が嫌いなのかも知れないなあと思う
結局また同族嫌悪なのかなあと思う
だけれど、私は私を他の誰よりも愛していて、私を私の思う通りに育てていきたいのだ

「素直じゃないね、そうしていつまでもひねくれてばかりいたら、周りから誰も居なくなってしまうよ」

それについても自分が一番よく解っている
しかしね、他人に合わせてヘラヘラなんかしているのは、私の精神衛生上非常によろしくないことなんだよ
他人に合わせてヘラヘラするということを繰り返し続けていたらどうなるかは、過去に身をもって実感したから、例え極端で間違いだったとしても、自分に対してだけは常に正直でいたいんだ

幼稚かも知れないけれど、ていうか、明らかに幼稚にすぎるんだけど、今はとにかく相手を睨み付けながら、奥歯を噛み締めて、反動で絵を描いていくしかないんだ